なんじゃ、こりゃっ!ナンヨウツバメウオじゃっ♪

セキュリティ部門統括責任者・ポン助

2017年08月31日 17:14

今日はねえー、デスクワークが忙しいんですよって日に限って、
地元漁業組合からお呼びがかかります。

「なんや、見たこともないサカナ、おるでーっ!」
いつもは、生け簀に入れておいてくださるので、
「あとで、取りに行きまーす」で済むのですが、

「ちゃう、港の中におるんや」
エライこってすがな、
逃げてまいますがな。



大急ぎで、漁港へ向かいました。
ちなみに、この一番手前の白づくめの人が、有名な親分(漁業長)です。

小型ボート愛好家の皆さん、
海でこの人の船にあったら、道を譲ってくださいね。
けっして逆らっては、いけませんよ。



「あれや、あれ!」
「なんや、あのサカナ!」

「ナンヨウツバメウオ」の幼魚ですっ!
なんで、こんなところにっ!



「タモ網で、すくえるかーっ!」



「お前、漁師やろっ!」
(漁師さんは、タモ網では漁はしません)



「飛び込めよ」
(そんな無茶な・・・)




「はさみうちにするぞー」



「獲ったーっ!」
(さすが、漁師さんですね)



形は、エンゼルフィッシュにそっくりです。
本来、熱帯系のサカナなので、
大阪湾にいるはずはないのですが、
やはり昨今の海水温上昇の影響でしょうか。



岬町小島漁協の皆さん、ありがとうございました。
和歌山県立自然博物館に、すぐさま、搬入いたします。



まあ、それから脱兎のごとく和歌山県立自然博物館へまっしぐら!




どこや~、担当学芸員は。




わたしが個人的に好きなサカナ・・・



チンアナゴです。
可愛いでしょ♪



それとオオグソクムシです。



今、特別展「興味津々、深海魚」やってます。
どうぞ、お近くの方は、この機会にご覧ください。



漁協の皆さ~ん、
確かにお届けいたしましたーっ!
ありがとうございましたー!







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