極楽のあまり風

本日の「会員制アウトドアクラブ」、
学術研究部門による絶滅危惧種の産卵調査と、
大規模道路工事で一時的に現れた露頭の地質調査です。



はい、「会員制アウトドアクラブ」、実態は特定非営利活動法人の冠をいただく、
学術研究団体でございます。

あんまり、その部分は知られておりませんが、超マジメな団体です。



絶滅危惧種アズマサンショウウオ(カスミサンショウウオ）の生態調査を長くやっております。



全長13センチほどの両生類ですが、
ネットオークションで12,000円で販売されていたり・・・
環境破壊や、密漁などですっかり激減してしまいました。



このサンショウウオのコロニー、産卵場所が当施設の敷地内にあり・・・



今年も、莫大な数の卵が産み付けられております♪



ニホンアカガエル(絶滅危惧種）の、卵塊もびっしりありました。




また今年も、豪華な講師陣のもと教育イベントが計画されております。



尚これら学術調査は、和歌山県立自然博物館から、
昆虫学、古生物学、地質学の精鋭を選りすぐって現場に出ております。




この極寒のフィールドワーク・・・
キツイッっすよ～。

奥歯、ガタガタ言いますで～。



「会員制アウトドアクラブ」は、
海釣りやキャンプなど社会人アクティビティばかりではなく、
貴重生物たちの生育環境を守る活動や、
学術研究を中心とした教育活動に力を入れております。




不法侵入や密猟などの犯罪行為の撲滅にも、総力を挙げて取り組んでおります。



あ、忘れるところでしたが、
海の「もしも」は118番の海上保安庁にも協力しております。



この素晴らしい自然を、次世代へ渡すことが出来ますように♪